カラダにうれしい
チーズのお話
ジャパニーズチーズの伝道師・
チーズマンがご紹介!
美ボディ&健康のためにトレーニングに励む私の強い味方は、やっぱりチーズ! 何千年もみんなの健康を育んできた自然の力は偉大…。チーズの健康パワー、どれくらい知ってるかな?
【チーズマン】チーズ星からやってきたチーズの味方。宇宙のどこでもチーズがあると駆け付けずにはいられず、発展めざましい日本のチーズはまさに「おいちーーズ!!」すっかりハマって、日本に長期滞在中。
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美肌づくりの
味方ですチーズにはビタミンAやビタミンB2が豊富に含まれています。
脂溶性のビタミンAは、原料のミルクから濃縮されてチーズまで移行し、皮膚やのどなどの粘膜を正常に保つうえに、免疫力を高めるのにも効果あり。一方ビタミンB群は水溶性のため、チーズの製造過程でホエイとともに流れ出てしまいますが、熟成過程で微生物によって新たにつくられます。とりわけ「発育のビタミン」と言われるビタミンB2は皮膚や髪、爪などの再生にも関与します。
つまり、チーズはイキイキ美肌の強力な助っ人なのです。美肌は、
美ボディの一環! -
牛乳でおなかがゴロゴロする人も、
チーズなら大丈夫牛乳を飲むと、どうもおなかの調子が悪い、という人を「乳糖不耐症」といいます。これは牛乳の中にある乳糖を小腸がうまく分解できないために起こる症状で、日本人の70%以上が該当しています。
でも、チーズなら大丈夫。製造過程でそのほとんどがホエイと一緒に流れ出て、わずかに残る5%程の乳糖も熟成させれば乳酸菌が分解してくれるのです。チーズは日本人に
ぴったりってことだ! -
チーズは太る?
太らない?脂肪の含有量を見て、こう心配する人は多いかもしれません。しかし、一定のエネルギーと栄養素を摂る効率としてみると、チーズは脂肪以上にタンパク質、カルシウム、カリウム、ビタミンB群が豊富で有効な食品なのです。
食べすぎなければ、かえって効率よく栄養は摂れて脂肪摂取は少なくてすみます。さらに、チーズ中のカルシウムと、ある種のペプチド(タンパク質)とビタミンB2が体脂肪の燃焼を促し、肥満を抑制するという報告もあります。食べ過ぎ注意だけど、
脂肪燃焼の効果も! -
カルシウムを効率的に吸収するなら、
チーズです日本人に慢性的に不足しているカルシウムは、骨や歯の材料になるだけでなく、血液の凝固や筋肉の収縮活動、血圧降下、神経の伝達、イライラ防止などに関与し、骨粗しょう症の防止効果も期待できます。
チーズの中に豊富にあるカルシウムは、吸収率がとびぬけて優秀。カルシウム含有量が多いといわれる小松菜の19%、小魚の30%に比べ、チーズはなんと40〜55%!チーズの熟成過程でできるカゼインホスホペプチド(CPP)が、腸管でカルシウムの吸収を助けていて、カルシウムは濃縮された理想的な形態で大量に吸収されると考えられています。健康生活の早道こそ
チーズ! -
チーズで
虫歯予防まで?硬いチーズを食べると、抗菌物質を含む唾液の分泌が多くなり、歯のエナメル質の溶解が抑制されることがわかってきました。最近ではWHO(世界保健機関)も、チーズの虫歯予防効果を認めています。
チーズマンは、
歯も命! -
痛風、糖尿病、
胃・十二指腸潰瘍が心配な方へチーズや乳製品は、痛風に大敵のプリン体が少ないうえに、尿をアルカリ性に保つ働きがあって痛風の予防に効果があります。
また、チーズは食後の血糖値上昇が穏やかな低GI食品でもあり、適量の摂取は糖尿病を軽減する可能性もあります。
昨今、青カビチーズの遊離脂肪酸が胃潰瘍の原因菌であるピロリ菌を抑制することで話題をさらいましたが、チーズはもともとストレスを抑制するカルシウムや、傷んだ粘膜を修復するタンパク質が豊富な食品です。胃腸の弱い方にこそ、ぜひ、お試しいただきたいですね。まさに、
健康のサポーターだ!